赤ちゃんの太もものしわ左右差は股関節脱臼?見分け方と受診目安
赤ちゃんの太もものしわ左右差は股関節脱臼?見分け方と受診目安の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
Q1:太もものしわの数が左右で1本違います。すぐに病院へ行くべきですか?
A1:しわの数や深さの違いだけであれば、健康な赤ちゃんにも非常によく見られるため、直ちに救急や専門外来へ駆け込む必要はありません。あおむけで両足を広げたときに左右均等にしっかり開くか、足の長さに違いがないかを確認し、問題がなければ次回の乳児健診(3〜4ヶ月健診など)で医師に確認してもらう形で十分です。
Q2:オムツ替えのときに足の付け根からパキッと音が鳴ります。脱臼でしょうか?
A2:生後数ヶ月の赤ちゃんは関節を取り巻く靭帯や筋肉が非常に柔らかいため、足を動かした際に腱やすじが擦れてポキポキと高い音が鳴ることが多々あります。赤ちゃんが痛がって泣く様子がなく、足がスムーズにM字型に開くのであれば心配ないケースが大半です。もし「ゴクン」という鈍い手応えがあったり、片足だけ動きが鈍い場合は小児整形外科で診察を受けてください。
Q3:リーメンビューゲル装具をつけることになった場合、赤ちゃんは痛がりますか?
A3:リーメンビューゲルは赤ちゃんの足を痛みを伴って無理に固定する器具ではなく、股関節を自然な屈曲・開排位(曲げて開いた状態)に保ちながら、本人のキック動作を活かして骨頭を正しい位置へ戻すための装具です。装着直後はいつもと違うベルトの感触に少しぐずることもありますが、強い痛みを引き起こすものではありません。専門医の指導のもと正しく着用することで良好な整復が期待できます。