『愛燦燦』作詞作曲の真相!小椋佳が美空ひばりに託した名曲誕生秘話
タイトルの読み方は「あいさんさん」。「燦燦(さんさん)」とは、太陽などの光が明るく輝くさま、あるいは美しく鮮やかな様子を意味する言葉です。
歌詞の構成には、小椋佳さんならではの卓越した言語感覚と文学的な仕掛けが施されています。
- 「雨 潸潸(さんさん)」:雨がしとしとと降るさま、あるいは涙を流して激しく泣く様子。
- 「風 散散(散々 / さんざん)」:風が吹き荒れるさま、物事がうまくいかない苦難の時期。
- 「愛 燦燦」:それらすべての悲しみや試練を乗り越えた先に降り注ぐ、まばゆいばかりの人生の温もり。
「過去・現在・未来」と移り変わる人生の機微を「さんさん」という同音の響きで対比させながら、「人生って 嬉しいものですね」「人生って 不思議なものですね」と結ぶ構成は、まさに波乱に満ちたひばりさんの半生を優しく肯定し、抱きしめるような深い意味と祈りが込められています。