愛犬がうんちを食べる衝撃の理由と病気リスク!2026年最新の食糞対策
食糞は単なる行動学上の問題にとどまらず、生命に関わる内科的疾患のシグナルである可能性を軽視してはなりません。食糞に関する獣医師の臨床解説では、急激に食糞が始まった成犬やシニア犬に対して、まず血液検査や便検査を行うことが強く推奨されています。
特に注意すべき病気として「膵外分泌不全症(EPI)」があります。膵臓から消化酵素が適切に分泌されなくなる疾患で、食べた栄養が体内に吸収されず、常に強烈な飢餓感を覚えるため、排泄されたばかりの未消化便を貪り食う症状が現れます。激しい体重減少や慢性的な軟便・脂肪便を伴う場合は、一刻も早い獣医師の確定診断が必要です。
また、「糖尿病」や副腎皮質ホルモンが過剰分泌される「クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)」、さらには「腸内寄生虫感染症(回虫・鉤虫・ジアルジアなど)」でも、多食・異食行動の一環として排泄物を口にする頻度が跳ね上がります。
さらに、10歳を超えたハイシニア期に見られる「老犬の食糞と認知症(認知機能不全症候群)」も見逃せません。排泄した場所の認識が曖昧になったり、昼夜逆転や徘徊とともに食欲のコントロールが失われたりすることで、これまで一度も食糞をしなかった老犬が突然食べるようになる事例が多数報告されています。