アイビス加工でイラストが劇的進化!プロが隠すフィルターの極意
アイビス加工でイラストが劇的進化!プロが隠すフィルターの極意にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
平面的なキャラクターイラストを一瞬でシネマティックな一枚絵へと変貌させる、具体的な質感メイキングの手順を紐解いてみよう。
まずベースの着彩を終えた段階で、キャンバス全体を統合した複製レイヤーを最前面に配置する。このレイヤーに「移動ぼかし」や「色収差(移動)」を極小値でかけ、エッジ部分にわずかな光のプリズムを発生させる。さらに新規レイヤーを作成し、素材ライブラリから「ノイズ」を選択。ブレンドモードを「ソフトライト」にして不透明度を5〜8%程度に設定する。この微細なフィルムグレイン(粒子感)が、デジタルの無機質な滑らかさを消し去り、紙焼き写真のような温かい質感を生み出す。
仕上げに、コントラストを強調するトーンカーブでハイライトの白飛び寸前の輝きと、シャドウの引き締まった黒を精密にコントロールする。これらの工程は、慣れてしまえばわずか3分足らず。だが画面から受ける印象の強度は、数時間をかけた緻密な描き込みをも凌駕する。