Android紛失防止タグの正解は?最新検証と後悔しない選び方
Androidユーザーの救世主として登場したGoogleデバイスを探す対応タグですが、その実力はどこまで成熟したのでしょうか。当編集部では、対応モデルであるChipoloONEPoint実機検証を東京都内および郊外のベッドタウンで敢行しました。
Googleの追跡網は、街中にある数多くのAndroid端末がBluetooth信号を暗号化して中継することで位置を割り出します。山手線圏内の主要駅や商業施設にタグを置いた検証では、およそ3分から7分おきに位置情報が更新され、AirTagと遜色ない捕捉密度を実証しました。OSの標準機能としてバックグラウンドで動作するため、アプリを常駐させていない一般ユーザーの端末も基地局として機能する強みが存分に発揮されています。
ただし、現場検証から見えた決定的な弱点もあります。それは、Googleがプライバシー保護の観点から導入している「人通りの多い場所でのみ位置情報を集約する」というデフォルト設定です。住宅街の路地裏や深夜の人通りが途絶えた時間帯では、位置情報の更新が2時間以上ストップする現象が確認されました。設定によって「すべての場所で中継に参加する」端末が増えつつあるものの、都市部と過疎地で実用性に落差がある点は留意すべき真実です。