あの部品何だっけ?意外と知らない車のパーツ名称と役割をプロが徹底解説
車のエクステリア(外装)は、美観だけでなく走行風のコントロールや歩行者保護、ボディ剛性の確保など多様な役割を担っています。まずは日常の会話や修理相談で最も頻出する外装パーツの正式名称と位置関係を整理します。
フロント周りの代表格であるボンネットは、英国英語由来の呼称であり、アメリカ英語や車検証・整備マニュアルでは「エンジンフード」が正式名称として記載されることが一般的です。その先端でエンジンルームへの冷却風を取り込む開口部が「フロントグリル」(ラジエーターグリル)です。EV(電気自動車)の普及に伴いグリルの形状は大きく変化していますが、デザインのアイコンとして今なお重要な部位です。
車体の側面や骨格に目を向けると、屋根(ルーフ)を支える柱を「ピラー」と呼びます。前から順に「Aピラー(フロントピラー)」「Bピラー(センターピラー)」「Cピラー(リアピラー)」と命名されており、大型ミニバンやステーションワゴンでは4番目の「Dピラー」が存在します。死角の少なさと衝突安全性を左右する車体骨格の要石です。