ばね指を自分で治す方法!専門家が教える完全手順と絶対Ngな行動
Q1:親指のばね指は他の指に比べて治りにくいというのは本当ですか?
A1:事実です。親指(母指)は物を握る・つまむといった日常動作で常に酷使され、他の指と独立して複雑に動くため、局所安静を保つのが最も困難な指です。そのためセルフケアでも治癒に時間がかかる傾向があり、母指球筋の丁寧なマッサージと就寝時の装具固定が特に重要となります。
Q2:痛むときは冷やすべきですか?それとも温めるべきですか?
A2:病期によって完全に分かれます。ズキズキと激しく痛む、患部に熱感や赤みがある「急性炎症期」は、保冷剤や氷嚢で10分程度冷やして炎症を鎮めます。一方、朝のこわばりや引っかかりが主体の「慢性期」は、ぬるめのお湯で温めたり入浴中に血流を促すことで組織の柔軟性が向上します。
Q3:腱鞘切開手術で腱鞘を切り開いてしまって、指の機能に後遺症は残りませんか?
A3:心配ありません。指には複数の腱鞘(滑車)が連続して存在しており、切開するのは引っかかりの原因となっている入り口の「A1滑車」という一部のみです。他の腱鞘がしっかりと腱を骨に引き留めるため、切開後も指の曲げ伸ばし機能に支障が出ることは基本的にありません。
Q4:市販の内服薬やサプリメントでばね指に効くものはありますか?
A4:更年期女性の場合、大豆イソフラボン由来の成分「エクオール」サプリメントが、エストロゲン様作用により手指関節のこわばりや滑膜の炎症を緩和する補助療法として産婦人科や手の外科で注目されています。痛みが強い場合は、市販の非ステロイド性消炎鎮痛薬(ロキソプロフェンやイブプロフェン等)を一時的に併用するのも一案です。