北斗百裂拳の秘密!秒間打撃数と秘孔『頭維』の威力やアニメ秘話
実は原作漫画において、「北斗百裂拳」という固有の技名が明確に叫ばれて使用されたのは第1話のジード戦のみでした。その後のケンシロウは、状況に応じて「北斗残悔拳」「北斗柔破斬」「北斗千手壊顔拳」など多彩な北斗神拳の奥義を使い分けており、原作における百裂拳は数ある技のプロローグに過ぎなかったのです。
それを国民的必殺技へと押し上げた立役者が、初代アニメ版でケンシロウ役を務めた声優・神谷明氏の熱演でした。神谷氏が繰り出す「あたたたたーっ! ほあたぁ!」という魂の叫びは、収録現場で過呼吸寸前になりながら生み出された迫真のアドリブ的表現でした。この怪鳥音を交えた怒涛のシャウトとアニメ特有の残像演出が毎週のお茶の間に強烈なインパクトを与え、「ケンシロウ=百裂拳」という確固たるパブリックイメージが完成したのです。