ビーズのテグスがほどけない結び方!プロ直伝の端処理と結び目隠し術
作品の種類やテグスの素材によって、選択すべき結び方は異なります。ここでは強度と実用性に優れた3大テクニックを解説します。
1. 基本にして高強度の「本結び(スクエアノット)」
リングやモチーフ制作など、伸びない通常のナイロンテグスで最も多用されるのが本結びです。左右のテグスを1回交差させて締めた後、2回目の交差で上下の重なりを逆にして締め込みます。結び目が平らになり、引っ張るほどに締まりが強くなるのが特徴です。さらに強度を高める場合は、1回目の交差でテグスを2回くぐらせる「固結び(サージョンズノット)」を併用すると緩み防止になります。
2. モチーフやブレスレット端の補強に最適な「8の字結び(エイトノット)」
結び目自体に一定のボリュームを持たせ、ストッパーとしての役割を兼ねる場合は8の字結びが極めて有効です。テグスで輪を作り、先端をその輪に外側から1回転半ひねって通すことで、結び目に強い摩擦抵抗が生まれます。金具を取り付けないタイプの作品において、末端のすり抜けを物理的に遮断する際に威力を発揮します。
3. 伸びるテグス(アンタロン)専用の「三重固結び+引っ張り締め」
ゴム状に伸びるアンタロンやシリコンゴムを用いたブレスレットでは、通常の結び方だとゴムの復元力で結び目が押し広げられてしまいます。ここでは、1回目に2回くぐらせて強く締め、2回目、3回目と逆方向に固結びを重ねる三重結びを実施します。結んだ後、左右のテグスだけでなく結び目自体を全方位から均等に引っ張り、ゴムを限界まで細くして締め切るのがほどけないための決定的なコツです。