ブレーカー200V・100V切り替え費用と手順|Diyの危険性を解説
自宅でブレーカーの200V切り替え工事が可能かどうかは、外部から引き込まれている電線の配線方式によって決まります。日本の住宅用配線方式には大きく分けて「単相3線式(単3)」と「単相2線式(単2)」の2種類が存在します。
現在200V機器を使用するためには、配線が「単相3線式」であることが大前提となります。見分け方は主に以下の3つのポイントで確認可能です。
1. 分電盤の主幹(メイン)ブレーカーを確認する
玄関や洗面所の上部にある分電盤のカバーを開け、一番左側(または中央)にある最も大きなブレーカーを確認します。ここに引き込まれている電線が「赤・白・黒」の3本であれば単相3線式です。電線が2本(赤・黒など)しか引き込まれていない場合は単相2線式となります。
2. 漏電遮断器の表示を確認する
主幹ブレーカーの表面に「1Φ3W」「単3」などの刻印・シールがあれば単相3線式、「1Φ2W」「単2」と記載されていれば単相2線式です。また、アンペアブレーカーに「100/200V」と併記されている場合も単相3線式と判断できます。
3. 屋外の電力量計(スマートメーター)を確認する
屋外に取り付けられている電気メーターの銘板部分に「単3」「単相3線式」と記載されているかを確認することでも判別可能です。
1980年代後半以降に建てられた戸建て住宅や中大規模マンションの大半は単相3線式が標準仕様ですが、築40年を超える木造アパートや古民家などでは、依然として単相2線式が残っている場合があります。単相2線式の場合は、電柱からの引込線張り替え工事やメーター交換、屋内幹線の引き直しといった大規模な「単3切り替え工事(幹線引込改修工事)」が必要となり、工事規模が大きく変動します。