常闇踏陰のヒーロー名「ツクヨミ」の由来とは?名付けの真相と進化の軌跡
常闇のヒーロー人生において、最大の恩師となったのがプロヒーローNo.2のホークスです。九州での職場体験やインターンシップにおいて、ホークスが常闇を指名した当初の理由は「同じ鳥系だから話が早いと思った」という、いかにもホークスらしい軽妙な建前でした。しかしその裏には、観察眼に優れたホークスならではの明確な育成方針が存在していました。
ホークスが常闇に突きつけた現実は「地上での強さに満足し、足元に囚われている」という点でした。剛翼を持つホークスは、圧倒的な速度で空を舞い、広範囲の情報収集と市民救助を同時にこなします。ホークスは常闇に対し、黒影を単なる攻撃ツールとして使うのではなく、自らを抱え上げさせて空を飛ぶ「滞空・飛行機動」の獲得を促しました。
光の速さで飛び回るホークスという師を得たことで、夜の住人であったツクヨミは「空を飛ぶ影」という唯一無二の進化を遂げました。さらに第二次決戦では、命の危機に瀕したホークスを間一髪で救い出したのが他ならぬ弟子である常闇でした。「光あるところに影がある」という言葉の通り、ホークスという太陽のような存在を、影であるツクヨミが支え抜いたこの師弟関係は、作品における屈指のエモーショナルなハイライトとして語り継がれています。