【衝撃真相】叫ぶマーモットはおっさんの声?元ネタと本物の鳴き声を徹底解説に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。専門的な情報をご覧ください。
ネット上でこのミームが拡散される過程で、もうひとつの大きな混乱が生じました。動画のタイトルに「絶叫するビーバー」と誤記されたり、「プレーリードッグが叫んでいる」と混同されたりした事象です。日本のピクシブ百科事典などでも「絶叫するビーバー」という項目名で定着してしまった経緯があります。
これら3種の動物は、いずれも齧歯目(げっしもく)に属するずんぐりとした哺乳類ですが、生息環境、体格、鳴き声の性質はまったく異なります。違いを客観的なデータで比較整理しました。
比較項目マーモット(動画の主)オグロプレーリードッグアメリカビーバー生物学的分類リス科 マーモット属リス科 プレーリードッグ属ビーバー科 ビーバー属平均体長・体重約40〜65cm / 3〜8kg
(かなり大柄で太っている)約30〜40cm / 0.7〜1.5kg
(小柄でスリム)約70〜100cm / 15〜30kg
(大型・平たいオール状の尾)主な生息地域山岳地帯・高山ツンドラ
(標高の高い岩場や高原)北米の大平原(プレーリー草原)森林地帯の河川・湖沼・湿地鳴き声の特徴極めて鋭い高音の「ピィー!」
笛の音にそっくり子犬に似た「キャン!キャン!」
(名前の由来でもある)警戒時は「平らな尾で水面を強く叩く音」
滅多に大声で叫ばないネット誤認の理由元ネタ動画の主役。茶褐色でずんぐりしているため混同されやすい。直立して叫ぶポーズ(ジャンプコール)が類似しているため誤認。初期の転載者が「ビーバー」と誤って英題を付けたことで誤認が定着。
表を見れば一目瞭然ですが、水辺にダムを築く水生哺乳類のビーバーは、陸上で二足立ちして天に向かって叫ぶような行動は基本的にとりません。ビーバーの警戒行動は「平らな尾を水面に叩きつけてバシャーンと炸裂音を立てる」スタイルです。あの動画の主は、間違いなく高山地帯に暮らすマーモットです。
木村 陽翔
テックライター兼ウェブディレクター
デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。