【衝撃の真相】戦隊イエロー失踪事件!バイオマン初代はなぜ突然消えた?
【衝撃の真相】戦隊イエロー失踪事件!バイオマン初代はなぜ突然消えた?とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
1984年2月にスタートした『超電子バイオマン』は、従来の戦隊シリーズのフォーマットを刷新する野心作でした。「女性戦士が2名」「変身前のキャラクタードラマの重視」「巨大ロボ戦の戦術性向上」など、東映が総力を挙げて新時代を切り拓こうとしていた作品です。その牽引役として抜擢されたのが、ジャパンアクションクラブ(JAC)12期生のホープであり、前年の『宇宙刑事シャリバン』の敵幹部・ベラ役などで圧倒的な身体能力を見せつけていた矢島由紀でした。
しかし、放送開始からわずか2カ月余りが過ぎた春先、東映大泉撮影所は未曾有のパニックに包まれます。ロケの集合場所や撮影スタジオに、主役の1人である矢島由紀が姿を見せなくなったのです。体調不良の連絡すら入らず、携帯電話など存在しない時代において、所属事務所も彼女の行方を完全に把握できない状態に陥りました。
制作ストックが逼迫する中、東映の脚本陣と演出陣が下した決断が、特撮史に残るトラウマ回とも称される第10話「さよならイエロー」の制作でした。放送画面に映るイエローフォーは、アバンタイトルからラストシーンまで一度たりともマスクを脱ぐことはありませんでした。劇中で仲間をかばい、新帝国ギアの強敵・メイスンが放つバイオキラーガンの連射を浴び、バイオ粒子エネルギーを完全に破壊されて絶命するという、スーパー戦隊シリーズ史上初の「女性戦士の劇中戦死」という結末が描かれたのです。