刺客抜擢の裏に密約?小池百合子と小泉純一郎が描く政界の未来
二人の関係を単なる「親分と子分」と評するのは間違いだ。小泉純一郎という絶対的な変革者の横顔に学びながら、小池百合子は自らのメディア戦術と政治的ブランディングを研ぎ澄ませていった。自由民主党という巨大組織の中で異彩を放った二人は、群れることを嫌い、世論を味方につける手法で既存の派閥政治を破壊してみせた。
「言葉で人を動かし、風を起こす」。郵政選挙の際、小泉が小池に授けた秘伝のアプローチは、その後の彼女の政治生命を支える決定的な骨組みとなった。密約とは金品やポストの売買ではない。「時代と心中する覚覚悟を持てるか」という、政治家としての生き様をかけた暗黙の同意だったのだ。