中町一の湯閉店の真相は?現在の営業状況や料金・サウナ・評判を徹底検証
近年のサウナブームにおいて、「サウナ室の有無」は温浴施設の集客を大きく左右する指標とみなされがちです。実際に「中町一の湯 サウナ」と検索して利用を検討するサウナーも少なくありません。しかし、中町一の湯にはドライサウナもスチームサウナも設置されていません。
それにもかかわらず、熱心な風呂好きやサウナ愛好家がこぞってこの銭湯を「埼玉ナンバーワンのリニューアル銭湯」と絶賛するのはなぜでしょうか。そこには、設備過多に頼らない「温冷交代浴の究極の設計」があります。
特筆すべきは、全館に徹底導入された軟水と、計算し尽くされた中町一の湯の水風呂の温度です。水風呂の水温は、サウナ専門施設のような肌を刺すような極冷(12〜14℃)ではなく、身体を優しく包み込む約18℃から20℃に設定されています。軟水特有のまろやかな水質は肌あたりが極めて滑らかで、カルキ臭をまったく感じさせません。
浴室の構成も見事です。内湯には、毛穴の汚れを吸着する微細気泡の「シルキー風呂」、心臓に負担をかけずに血流を促進する「高濃度炭酸泉」、さらにジェットバスやジャグジーが機能的にレイアウトされています。そして扉を開けた先には、心地よい外気を感じられる風情豊かな「露天風呂」が広がっています。
「熱めのジェットバスや露天風呂で身体の芯まで温まり、軟水水風呂へ滑り込む。そして露天スペースのベンチで外気浴に浸る」――。この温冷交代浴のサイクルを体験した利用者は、高価なサウナに入らずとも深いリフレッシュ(いわゆる「ととのい」)が得られることに驚嘆します。サウナ室という密閉空間をあえて排除したことで、湯船同士の間隔がゆったりと確保され、混雑時でも圧迫感のない開放的な入浴体験が実現しているのです。