『ダイヤのA』御幸一也の怪我は何話?隠した理由と成孔戦の結末を徹底解剖
迎えた決勝戦、相手は好投手・真田俊平と怪物打者・轟雷市を擁する宿敵の薬師高校でした。御幸は激痛を抑えるために厳重なテーピングを施し、グラウンドへ姿を現します。送球やバッティングの際、脇腹を捻るたびに激痛が身体を苛みましたが、表情を一切崩すことなく投手をリードし続けました。
試合中、異変を察知した片岡鉄心監督から交代を打診される場面もありましたが、御幸は「最後までグラウンドに立たせてください」と直訴。エースの降谷、リリーフの沢村、そして川上憲史の持ち味を極限まで引き出す配球で薬師打線の猛攻を凌ぎます。そして勝負どころの打席では、痛みに耐え抜いてコンパクトに振り抜き、チームを勝利へと手繰り寄せる値千金の適時打を放ちました。
試合は青道高校が競り勝ち、秋季東京都大会優勝を達成。前年の夏にあと一歩のところで逃した夢の舞台、春のセンバツ甲子園への切符を掴み取ったのです。試合終了の瞬間、整列に向かう御幸の背中には、極限状態を戦い抜いた主将の崇高な気迫が宿っていました。