麻生太郎と石破茂の確執と因縁|握手拒否の真相と最新勢力図の全貌

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2024年10月の組閣および党役員人事において、焦点となったのが麻生氏の処遇でした。それまで務めていた党副総裁のポストには、石破支持に回った菅義偉前首相が就任し、麻生氏には新設に近い名誉職である「自民党最高顧問」が用意されました。

報道各社の取材データによると、石破首相は組閣前に自ら麻生氏の事務所を訪れ、就任を要請しました。この人事の背景には、2つの高度な政治的打算がありました。

  • 政権側の狙い:派閥解散が進む自民党内で、唯一存続している麻生派(志公会・約50人)を完全な反主流派として野に放てば、政権運営が即座に不安定化する。そのため「最高顧問」という肩書きを与えて縛りをかける必要があった。
  • 麻生側の狙い:政権から完全に距離を置けば、志公会所属議員の閣僚・党役員ポストが剥奪され、派閥の遠心力が加速する。最高顧問を受け入れることで、党内発言力と派閥の結束を維持する実利を取った。

岸田文雄前首相が総裁退任後も一定の存在感を示す中、菅氏と麻生氏という二人の実力者を役員室に並べたこの布陣は、融和ではなく「相互監視」の力学が生み出した産物です。

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