東電Ol事件と渡邉泰子の闇:なぜ昼のエリートは娼婦となったか

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事件の捜査は、発生直後から重大な混迷を極めた。現場近くに住んでいたネパール人男性、ゴビンダ・プラサド・マイナリ氏が殺人容疑で逮捕され、一審の無罪判決を経て、二審で無期懲役が言い渡された。しかし、この裁判過程こそが、日本の刑事司法・冤罪の問題点を浮き彫りにする決定的な事態となる。

検察側は被告に有利な証拠を長年にわたり隠蔽し続けた。日本弁護士連合会などの支援を受けた再審請求運動の末、2012年に最新のDNA鑑定が行われ、遺体から検出された精液のDNAがゴビンダ氏のものではなく、第三者の男性のものであることが判明。ゴビンダ氏の無罪が確定し、釈放されたものの、15年以上にわたる不当拘禁が残した冤罪の傷痕は極めて深い。見立て捜査と証拠開示の遅れが、真犯人の逃亡を許す結果となったのである。

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