映画『青い春』松田龍平の圧倒的存在感と衝撃ラストを徹底考察!
映画『御法度』(1999年)での衝撃的なスクリーンデビューから数年、松田龍平が決定的な評価を確立したのが本作の九条役でした。男子校・朝日高校の頂点に君臨しながらも、権力や未来に対して徹底的に冷淡で無気力な少年を、極限まで削ぎ落とした台詞とアンニュイな視線だけで表現しきっています。
派手に怒鳴り散らす不良像とは一線を画し、どこか達観しながら世界の終わりを見つめるような静寂の佇まい。暴力が日常化した荒廃した校舎のなかで、黒髪を揺らしながら歩く彼の姿は、まさに青春の虚無感そのものを体現していました。彼のキャリアを語る上で欠かせない松田龍平の映画おすすめ代表作の筆頭として、公開から20年以上が経過した今も多くの映画ファンから挙げられ続けています。