逗葉高校の偏差値は今?逗子葉山高校の倍率・合格ラインと統合の真相
学校が統合される際、最も激しい化学反応を起こすのが「校風の融合」と「生徒の進路意識」です。現地での聞き取り取材やSNS・口コミコミュニティにおける在校生の生の声から、実態を浮き彫りにします。
デザイン一新された制服とキャンパスライフの変容
旧逗葉高校といえば、自由奔放で明るい海沿いのカルチャーや、緑豊かな自然環境に囲まれたアットホームな雰囲気がトレードマークでした。一方の逗子高校は、真面目で落ち着いた進学校気質の生徒が多く、校風には一定の開きがありました。
統合に伴い、制服は両校の意匠を完全にリセットし、シックなネイビーを基調とした洗練されたブレザースタイルへとフルモデルチェンジされました。在校生からは「旧逗葉時代よりも全体的に清潔感があり、制服の着こなしに対する意識も引き締まった」「スラックスやスカートの選択制など多様性への配慮が行き届いている」と極めて高い支持を得ています。
また、旧逗葉の広大なグラウンドや体育館が活かされているため、サッカー部や陸上部、バスケットボール部などの部活動は非常に活発です。地域行事やボランティアへの参加意欲も高く、かつての逗葉が持っていた「地域密着の温かさ」と、逗子高校が持っていた「規律ある学習姿勢」が一定の調和を見せ始めています。
進学実績の現在地:指定校推薦と大学進学率の上昇
学校の「出口」である進路実績においても、統合の恩恵が数字として表れています。旧逗葉高校では専門学校への進学や就職の割合が比較的高く、4年制大学への現役進学率は30〜40%台にとどまっていました。
これに対し、逗子葉山高校では4年制大学進学率が60%超へと跳ね上がっています。両校が個別に保持していた大学の指定校推薦枠が整理・統合されたことで、神奈川大学、関東学院大学、玉川大学などの地元・近郊中堅私大に加え、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学(日東駒専)といった人気私大の推薦枠も確保されています。旧逗葉の学力層単独では手の届きにくかった大学への進学ルートが、学校統合によって大きく開かれたことは特筆すべき事実です。