廃業危機から大逆転!元祖鯱もなか本店がSnsでバズった理由と魅力
老舗の運命を大きく変えたのは、2021年秋の出来事でした。後継者不足と売上低迷に苦しみ、3代目が事業停止を決断しかけていた中、娘婿である古田将悟氏(現4代目代表)と妻の花恵専務が事業を引き継ぐことを決意。看板を背負い直す覚悟とともに投稿されたSNSでの率直なメッセージが、ネットユーザーの心を大きく揺さぶりました。
「114年続く名古屋銘菓をここで終わらせたくない」という切実な想いと、どこか愛嬌のあるシャチホコもなかのビジュアルが共感を呼び、投稿は瞬く間に数万件のリツイートを記録。全国から応援購入が殺到し、数か月先まで製造が追いつかないほどの受注につながりました。単なる同情票にとどまらず、実食した人々が「皮が香ばしくて餡が驚くほど上品」「レトロ可愛い」と口コミを広げたことで、一過性のブームを超えた確固たる人気へと昇華していったのです。