高校野球グローブ規定の決定版!試合に出られない禁止色と紐の落とし穴

高校野球グローブ規定の決定版!試合に出られない禁止色と紐の落とし穴を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

近年の用具選びにおいて最大の転換点となったのが、キャメル色グローブ高校野球解禁の経緯だ。かつて高校野球で使用できるカラーは「ブラック」および「オレンジ系・ブラウン系」に厳しく制限されていた。しかし、猛暑対策としての遮熱効果や、原皮の供給不足・染色加工時の環境負荷低減といった現場やメーカーの切実な要望を受け、2020年シーズンから「ブロンド」や「キャメル」と呼称されるナチュラルな淡黄色系の革が正式に認められた。

現在、甲子園の舞台でもキャメル系は定番のカラーとして定着している。だが、ここで極めて危険な盲点となるのが高校野球グローブ色規定の投手と野手における扱いの違いだ。

まず投手用グローブ規定高野連では、グラブ本体は完全に「単色」でなければならない。本体革がキャメルであれば、ウェブも指掛けもすべて同一のキャメルで統一されている必要がある。さらに、打者の視覚を混乱させないため、ホワイトやグレーといった「白に近いカラー」は明確に禁止されている。キャメルは許容されているものの、使用環境や経年変化で白っぽく退色した場合、審判員の判断によって使用停止を命じられるリスクすら孕んでいる。

一方、高校野球内野手外野手グローブ規定では、投手ほど過敏ではないものの、プロ野球で見られるような派手な2色使い(ツートンカラー)やメタリックカラーは一切認められていない。野手であっても本体の革色は原則として単色であり、一部の紐や縫い糸の扱いにわずかな自由度が残されているに過ぎない。

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