防水スプレーはどこで売ってる?100均・薬局・ドンキの売場と最強選び方
防水スプレーを購入する際、最も注意すべきはパッケージの表面に記載された「成分」です。防水スプレーには大きく分けて「フッ素系」と「シリコン系」の2種類が存在し、その作用メカニズムと適した素材は180度異なります。
1. フッ素系防水スプレー(靴・スニーカー・衣類・革製品向け)
フッ素系は、繊維の1本1本に微細なフッ素樹脂をコーティングする仕組みです。繊維の隙間(通気孔)を塞がないため、「素材の通気性を損なわない」「油汚れや泥汚れも弾く」という極めて優れた特徴を持っています。スニーカー、ゴアテックスをはじめとする透湿防水透湿ウェア、コート、本革・スエード靴などデリケートな素材には必ずフッ素系を選んでください。デメリットは、シリコン系に比べて価格がやや高めで、摩擦によって効果が落ちやすい点です。
2. シリコン系防水スプレー(傘・レインコート・テント向け)
シリコン系は、素材の表面に均一なシリコンオイルの被膜を形成し、表面張力で水を滑り落とすタイプです。「撥水力が非常に強く即効性がある」「安価で大容量」というメリットがあります。しかし、繊維の隙間を油膜で完全に密閉してしまうため、通気性がゼロになります。これを靴や衣類に使うと、内部が蒸れて不快になるだけでなく、本革製品では油染みや通気性低下によるカビ、変色の原因になります。傘やタープ、合成繊維のレインウェア専用と割り切るのが正しい使い方です。