韓国語「オッパ」は彼氏以外Ng?勘違いされる理由と正しい境界線を徹底解説
日韓のコミュニティやSNS、留学経験者たちの手記を調査すると、オッパという言葉を巡る生々しい摩擦や実態が浮かび上がってきます。現場のリアルな証言を検証してみましょう。
ソウル市内の語学堂に留学していた20代日本人女性の手記には、次のようなトラブルが記録されています。
「現地の大学のサークルで、仲良くなった2歳上の韓国人男性をドラマのノリで『〇〇オッパ』と呼んでいました。親切にしてくれる優しい先輩という感覚だったのですが、ある日突然『俺たち、いつから付き合う?』と真顔で言われて凍りつきました。彼からすれば、2人きりで会うことを拒まず、オッパと呼んできた時点で告白を待っている状態だと確信していたそうです。関係を修復できず、サークルに行きづらくなりました」
一方で、韓国の一般企業で働く30代男性社員の証言からは、職場における呼称のシビアな現実が浮き彫りになります。
「日本のコンテンツの影響なのか、日本人インターンの女性が社内の先輩男性を『オッパ』と呼んでいるのを見かけて衝撃を受けました。本人は親しみのつもりだったようですが、周囲の管理職からは『公私の区別がついていない』『職場規律を乱している』とみなされ、人事評価に響くレベルの問題になりました。韓国の職場では、どれだけ仲が良くても役職名(代理、課長など)か『〇〇ニム』と呼ぶのが絶対の鉄則です」
大手就職ポータルサイト「Saramin」などが過去に実施した職場内呼称に関する調査でも、「職場内でオッパやオンニなどの私的呼称を使う同僚に対して不快感や不適切さを覚える」と回答したビジネスパーソンは全体の64.2%に達しています。プライベートでの心地よい響きとは裏腹に、公の場におけるオッパの使用は社会的プロフェッショナリズムを疑われるリスクを常に伴っています。