絵でわかるサイコパス診断の真相!ゾッとする見え方の違いと隠れた本性
曖昧な絵や図形から被験者の内面を浮き彫りにする手法は、学術的な心理診断において投影法(とうえいほう)と呼ばれます。その代表格が、スイスの精神科医ヘルマン・ロールシャッハが開発したロールシャッハテストです。
インクのしみが何に見えるかを問うこの検査では、形態に対する反応だけでなく、色彩への反応、動的な解釈の有無などが細かくスコアリングされます。感情の起伏が激しい人、抑圧が強い人、そして他者への共感が希薄な人では、同一のインクのしみに対する反応パターンが統計的に有意に異なります。
犯罪心理学におけるイラスト診断の応用研究でも、視覚情報の処理手順が注目されてきました。共感性の高い人間はイラスト内の「顔」や「目の周辺」に視線が集中する傾向があるのに対し、サイコパシー傾向が強い被験者は「道具」や「出口」「致命的な急所」など、状況を掌握するための物理的要素に視覚的注意(アテンション)が素早く向くことがアイトラッキング研究などで示唆されています。