イオンタウン宇多津の現在を徹底追跡!映画館やテナント変遷の真実
なぜイオンタウン宇多津に対して「閉店したのではないか」という疑問がネット上で繰り返されるのか。その背景には、四国の商業史に残る宇多津ビブレ 跡地 経緯が深く関わっています。
1994年、マイカルグループによって開業した宇多津ビブレは、地上6階建ての本館にホテルやシネコン、大型アミューズメント施設を併設した巨大複合商業ビルでした。当時の地方都市としては画期的な都市型エンターテインメント空間であり、香川県内のみならず岡山など対岸エリアからも若者が押し寄せるトレンディスポットとして君臨しました。
しかし、マイカルの経営破綻やその後のイオンリテールへの事業承継、さらには周辺自治体における大型郊外型モールの相次ぐ台頭により、広大すぎる多層階の売り場は徐々にオーバーストア状態に陥ります。旧耐震基準に近い巨大建築物の維持管理コストや老朽化も重なり、2014年2月末をもって宇多津ビブレはその歴史に幕を下ろしました。この時の大々的な報道が、イオンタウン宇多津 閉店 理由として人々の記憶に強く焼き付いた決定的な出来事です。
その後、巨大なハコモノ建築は解体され、2015年10月に平屋建て・2階建てを中心としたオープンモール型の「イオンタウン宇多津」として生まれ変わりました。かつてのワンストップ巨大ビルから、駐車場を囲むように必要な店舗へ最短アクセスできる「NSC(近隣型ショッピングセンター)」への業態転換こそが、この場所が生き残りをかけて下した戦略的決断でした。