ガンダムの丸いロボットの名前は?ハロ・ボール・カプルの正体と系譜
丸いロボットの系譜の中で、異彩を放つのが水陸両用MS「カプル(Kapool)」です。
恐怖のネオ・ジオン兵器から愛されマスコットへ
初出である『機動戦士ガンダムZZ』の時代、カプールは地球連邦軍の拠点を急襲するネオ・ジオン軍の凶悪な水陸両用機としてデザインされました。球体フォルムは水中での水流抵抗を減らし、水圧に耐えるための合理的な軍事構造でした。
ところが約2000年以上の未来を描いた『∀(ターンエー)ガンダム』において、地中(マウンテンサイクル)から発掘されたカプルは一変します。ミリシャのソシエ・ハイムやメシェー・クンが乗り込み、「ずんぐりした体を丸めてゴロゴロ転がる」「短い腕を振り回して威嚇する」といった愛嬌たっぷりのアクションを披露。一躍シリーズ屈指の人気キャラクター機体へと昇華しました。
アッガイ、ゾック…ジオン系に息づく「丸頭モビルスーツ」の美学
ガンダムシリーズにおいて「丸い頭」「球体ボディ」を持つデザインは、主に敵対勢力であるジオン系モビルスーツの伝統でもあります。
- アッガイ(MSM-04):丸い頭部と体育座りのポーズでフィギュア界の定番となった水陸両用機。
- ゾック(MSM-10):前後対称の巨大な釣鐘・球体状フォルムを持つ重モビルスーツ。
- ウォドム(JMA-0530):『∀ガンダム』に登場する巨大な卵型キャノピーを持つ異形の巨大人型兵器。