恵泉女学園中高の評判・偏差値2025年最新|大学閉校で何が変わった?
恵泉女学園を語る上で欠かせないのが、創立者・河井道が掲げた「園芸教育」です。中学1年生から高校1年生までの全員が、敷地内の農園で土を耕し、種をまき、収穫するプロセスを実体験として履修します。
近年の教育社会学や発達心理学の領域では、予測不可能な時代を生き抜くための「レジリエンス(精神的回復力)」や「グリット(やり抜く力)」といった非認知能力の重要性が提唱されています。天候に左右され、思い通りにいかない植物の育成を通じて、生徒たちは自然の摂理と他者との協働を五感で学びます。教科書の知識だけにとどまらないこの泥臭い体験学習こそが、自己肯定感と他者への共感性を育む土台となっています。
また、英語教育においても単なる受験対策にとどまりません。創立当初から培われたネイティブ教員による少人数スピーキング指導、多読プログラム、さらには高校でのオールイングリッシュによるディスカッション授業など、社会に出てから即座に通用する「実践的対話力」の養成に重きを置いています。