間質性肺炎の画像パターン徹底解説!UipとNsipのCt所見と鑑別点

間質性肺炎の画像パターン徹底解説!UipとNsipのCt所見と鑑別点の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

Q1:CT検査で「すりガラス影」を指摘されました。すぐに肺線維症へ悪化するのでしょうか?
A1:すりガラス影が見つかったからといって、直ちに不可逆な肺線維症に進行するわけではありません。ウイルス性肺炎や薬剤性肺炎、過敏性肺炎などの一過性かつ可逆的な炎症であることも多いため、自覚症状の推移、血液中のバイオマーカー(KL-6やSP-D)、抗体検査を組み合わせた慎重な鑑別が行われます。

Q2:UIPパターンと診断された場合、治る見込みはないのですか?
A2:一度形成された蜂巣肺や線維化組織を完全に元の健康な肺へ戻すことは現代医学では困難です。しかし、早期に抗線維化薬の内服を開始することで、肺活量の低下スピードを従来の約半分に抑制し、急性増悪のリスクを大幅に減らすことが可能になっています。早期発見と進行抑制が極めて重要です。

Q3:なぜ単純レントゲン写真だけでは不十分で、HRCT(高分解能CT)が必要なのですか?
A3:胸部X線写真は3次元の肺を2次元の平面に重ね合わせて投影するため、初期のすりガラス影や微小な小葉構造の破壊が心臓や肋骨の影に隠れてしまいます。HRCTは1mm前後の極薄スライスで肺小葉の構造を直接描写できるため、UIPとNSIPの鑑別に不可欠な胸膜直下の微細変化を唯一正確に評価できます。

Q4:間質性肺炎の進行度や治療効果を評価するCTの撮影頻度はどのくらいですか?
A4:病状が安定している維持期であれば半年に1回から1年に1回程度のHRCT撮影と定期的な呼吸機能検査(スパイロメトリー・肺拡散能力DLCO)が一般的です。ただし、息切れの急激な悪化や発熱など「急性増悪」が疑われる緊急時には、即座に造影CTやHRCTを実施して新たな浸潤影やすりガラス影の出現を確認します。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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