ドクターX土方幾也の結末と正体!山本耕史の怪演と大門未知子との過去
国立高度医療センター総長である天堂総一朗(北大路欣也)にとって、土方は自身の野望である「日本医療産業機構」創設に向けたチェスの駒に過ぎませんでした。西京大派閥を牽制し、組織を掌握するための広告塔として重用されたものの、手術での失態と未知子への依存が見抜かれたことで、あっさりと切り捨てられます。
教授選のレースからも脱落し、権力の階段から滑り落ちた土方は、失意の中で病院を去ることを余儀なくされました。去り際に未知子と交わした視線や、プライドを粉々に砕かれながらもどこか憑き物が落ちたような横顔は、組織の論理に翻弄されたエリートの悲哀を見事に表現した結末でした。