Mcは何の略?テレビ司会者とラッパーで異なる正式名称の真相

Mcは何の略?テレビ司会者とラッパーで異なる正式名称の真相についての疑問解決ガイドをお届けします。

テレビ番組の司会者や式典の進行役を指す「MC」の正式名称は、英語の「Master of Ceremonies」(マスター・オブ・セレモニーズ)です。直訳すると「式典の長」「儀礼の主催者・管理者」を意味します。

この言葉のルーツは極めて古く、5世紀頃のカトリック教会において、教皇が執り行う複雑な宗教儀式が秩序正しく進行するよう差配した役職「Magister Caeremoniarum(儀礼の長官)」にまで遡ります。これが近代に入り、イギリス王室の公式行事や貴族階級の舞踏会、晩餐会において招待客の案内や進行を取り仕切る格式高い役職名として定着しました。

20世紀に入ると、欧米の演芸場(ボードビル)やキャバレー、ラジオ放送などで、出演者を紹介し観客の歓声を引き出すステージ進行役を親しみを込めて「MC」と略称で呼ぶ習慣が一般化します。日本のテレビ業界においても、黎明期のスタジオ生放送や大型歌謡番組の輸入とともに「テレビ司会者=MC」という英語略語がプロの業界用語として持ち込まれ、現在ではニュースからバラエティまで広く一般名詞として定着しています。

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