吉本新喜劇アキが座長になれた本当の理由と「いいぃよぉ」誕生の真相
アキのプロフィールを紐解くと、他の喜劇役者とは一線を画す特異なキャリアが浮かび上がります。本名は荒木良明(あらき よしあき)。1969年7月23日生まれ、大阪府岸和田市出身です。
高校卒業後、千葉真一や倉田保昭らに憧れてアクションの世界へ飛び込み、本格派のアクションスクールとして知られる「倉田アクションクラブ」に入所しました。スタントマンとして映画や特撮番組の現場で培った宙返りやハイキック、正確な受け身の技術は、後の舞台における最大の武器となります。
その後、1992年に相方のケンとともにお笑いコンビ「水玉れっぷう隊」を結成。心斎橋筋2丁目劇場やbaseよしもとで活躍し、ダンスや殺陣を取り入れたコントで人気を博しました。東京進出後は「ルミネtheよしもと」の新喜劇公演などにも出演し、長年にわたり東京の舞台を支えてきましたが、2014年に転機が訪れます。
芸歴20年を超えていたアキは、単身で本拠地である大阪の吉本新喜劇のオーディションを受け、45歳にして「新人」として新喜劇へ入団しました。キャリアをリセットして挑んだこの決断が、その後の大ブレイクへの扉を開くことになります。