介護士と看護師の違いとは?給料格差と医療行為の境界線を徹底比較
介護士と看護師の根本的な違いを理解するうえで、最も基本となるのが「法律上の定義」と「果たすべき主目的」の差異です。介護士(主に国家資格である介護福祉士)は、社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、「身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者に対し、心身の状況に応じた介護を行うこと」を本分としています。着眼点はあくまで利用者の「生活の継続と自立支援」に置かれています。
対して看護師は、保健師助産師看護師法(保助看法)に基づき、「傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うこと」を行動規範としています。こちらは「医療・診療の補助および健康管理・疾病予防」が主軸であり、生命の維持や病状管理に直接アプローチする役割を担います。このように、出発点となる法的根拠が異なるため、日々の観察ポイントや記録に残す情報の内容にも明確なコントラストが現れます。