糖尿病と牛肉の真実|血糖値を上げない赤身肉の選び方と最新食事療法
Q1:外食の焼肉店に行く場合、何をどう注文すれば血糖値を乱さずに済みますか?
A1:注文の主軸を「牛タン(塩)」「牛ヒレ」「ロース(赤身)」に設定し、カルビや味付けハラミ(漬けダレ肉)は避けてください。最初に「サンチュ」「キムチ」「チョレギサラダ(ノンオイル系)」を2品以上注文して完食した後に肉を食べ進め、締めのビビンバや冷麺などの炭水化物は控えるのが鉄則です。
Q2:糖質制限中なら、カルビをたくさん食べても太らないし血糖値も上がりませんか?
A2:明確な誤りです。カルビの過剰摂取は糖質を直接摂らなくても、飽和脂肪酸によるインスリン抵抗性の悪化と総カロリーオーバーを引き起こします。結果として内臓脂肪が増加し、数日間にわたって基礎血糖値が上昇するリスクがあります。
Q3:赤身肉を食べた翌朝の空腹時血糖値が普段より高くなるのはなぜですか?
A3:遅延性の血糖上昇や脂質過多によるインスリン感受性の低下が考えられます。また、タンパク質も大量に摂取すると、その一部(約50〜60%)が肝臓で数時間かけてゆっくりとブドウ糖に変換される「糖新生」が起こります。1食あたりの肉の量を100g前後に調整することで改善されます。