かぐや姫の物語で翁がうざい理由を解説!高畑勲が隠した悲劇の真相
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観客が翁に対して抱く強い不快感には、明確な構造が存在する。第一に、娘の本当の望みを全く聞こうとしない「独善性」だ。山里で泥まみれになりながら駆け回るかぐや姫の笑顔を置き去りにし、竹から授かった金や絹の衣を「姫を本物の高貴な姫君にするための神意」と勝手に解釈した。
第二に、都での暮らしや貴族との婚姻に固執する「世俗的な虚栄心」だ。公卿たちにへりくだり、娘の意思を無視して名付けの宴を大々的に催す様は、観客の目には親のエゴの押し付けにしか映らない。そして第三に、自分は100%娘の幸せを願っていると信じて疑わない「無自覚な害悪さ」である。悪気がないからこそ、逃げ場がない。