「うだつの上がる町並み」の真実!語源の由来と美濃・脇町の歩き方

「うだつの上がる町並み」の真実!語源の由来と美濃・脇町の歩き方にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

日本国内で特に保存状態が良く、美しい景観を誇るのが岐阜県美濃市と徳島県美馬市脇町です。いずれも国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、それぞれ独自の産業によって繁栄を極めました。

美濃市の「うだつの上がる町並み」は、長良川の水運と高品質な美濃和紙の取引で莫大な富を築いた商人たちが形成しました。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦い後、領主・金森長近によって築かれた計画的な城下町であり、通り全体に整然とした美しさが残ります。現在も約30棟のうだつが現存し、軒を連ねる姿は圧巻の一言です。

一方、徳島県美馬市脇町の「うだつの町並み」は、吉野川の水運を利用した阿波藍の集散地として栄華を誇りました。藍商人たちが競い合って建てた重厚な本瓦葺きの大規模屋敷が約430メートルにわたって続き、本藍染めの歴史とともに四国屈指の商家町景観を形成しています。美濃が「繊細で整然とした美」を持つとすれば、脇町は「重厚で豪壮な迫力」が際立っており、両者を比較しながら巡るのも旅の醍醐味です。

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