恐怖の大王とは何だったのか?未公開資料が暴く世紀の予言の全貌
1970年代から1990年代末にかけて、日本の社会情勢は激動の渦中にあった。高度経済成長の終焉、石油ショック、バブル崩壊、そして阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件といった未曾有の災禍。不透明な未来への不安が渦巻く時代精神と、地球滅亡のカウントダウンは見事に合致してしまったのである。
当時の子供たちは「1999年までしか生きられないなら、勉強しても意味がないのではないか」という漠然とした絶望感を抱き、TV番組や雑誌は連日のように世紀末の災厄を特集した。ノストラダムス現象は、科学万能主義に対するアンチテーゼであり、時代の曲がり角に立った社会全体が発した悲鳴の投影でもあった。