ク・ハラ氏遺産問題と母親の正体!「ク・ハラ法」成立に至る激動
「自分たちを捨てた親が、妹の命の対価を受け取るなど絶対に許されない」——。実兄のク・ホイン氏は立ち上がった。現行法の下では、どれほど養育を怠っていようと、親権を失っていようと、直系尊属であれば一律に遺産が配分される仕組みになっていたからだ。兄は裁判所に遺産分割審判を申し立てると同時に、養育義務を著しく怠った親の相続権を剥奪する法改正を求める国民請願を展開した。
10万人以上の署名を集めてスタートした法案提出劇だったが、立法への道は極めて険しかった。政争や他の法案処理の優先により、審議は幾度となく途切れ、廃案の危機に瀕した。それでもク・ホイン氏は諦めず、メディアに出て涙ながらに惨状を訴え続けた。その結果、韓国国会において法案の正当性が再認識され、ついに「民法改正案(通称:ク・ハラ法)」が可決。2026年現在の今日、法制度として本格施行され、虐待や放置を行った親への不当な遺産配分を阻止する強固な法的枠組みが完成したのである。