立正佼成会と創価学会の違いとは?歴史的背景から政界関係まで比較
政界との関係性は、両団体を特徴づける最もわかりやすい構造的差異と言える。創価学会は1964年に自らを支援母体とする公明党を結党。以来、国政選挙において独自の集票システムを構築し、与党の一角として政策決定過程に深く関与し続けている。
これに対し、立正佼成会は自前の政党を持たない。自民党や旧民主党系など、候補者個人の人物評価や政策理念に基づき選挙支援を行うスタンスを取る。さらに、新宗教の連携組織である新日本宗教団体連合会(新宗連)に加盟し、信教の自由の擁護や平和運動を他団体とともに推進してきた。創価学会が単独での政治勢力化を推し進めたのに対し、立正佼成会は他団体との横のつながりを重んじる協調路線を選択した点が際立っている。