メークインとは?男爵との違いや煮崩れしない特徴・絶品レシピを解説
メークインとは、南米アンデス原産のナス科ナス属の多年草であるジャガイモの一種で、日本国内では男爵芋に次ぐ第2位の生産量を誇る定番品種です。外見はやや長めで偏平な俵型をしており、表面のくぼみ(目)が浅く皮が剥きやすいという実用的な特徴を備えています。
名前の由来は英語の「May Queen(5月の女王)」にあります。中世ヨーロッパの春祭りで村の少女から選ばれた春の女王を指す言葉であり、イギリスで19世紀末に育成された原種がその優美な形状と早生(早掘り)の性質から名付けられました。
日本へ導入されたのは大正時代初期(1910年代)のことです。北海道厚沢部町(あっさぶちょう)の実証圃場においてイギリスから導入された種芋が試作され、同地の気候風土に適応したことで全国へと普及していきました。現在でも厚沢部町は「メークイン発祥の地」として知られ、北海道産のメークインは全国流通量の圧倒的シェアを占めています。