謎多き超名門スリーハンドレッドクラブの入会条件と会員権の全貌
スリーハンドレッドクラブの起源は、1962年(昭和37年)に遡ります。戦後日本の経済復興を牽引した東急グループの総帥・五島昇氏が、「英国の伝統的なジェントルマンズ・クラブを日本にも創る」という明確なビジョンを掲げて設立しました。クラブ名にある通り、会員数を「300名」に厳格に限定し、単なるスポーツ施設ではなく、日本を動かすトップリーダーたちが真の信頼関係を築く社交場として設計された背景があります。
ゴルフ場の開発や運営が商業化していったバブル期以降も、同クラブはその設立趣旨を一切崩していません。一般のゴルフ場が利益拡大のためにビジター枠を広げたり会員数を増やしたりするなか、スリーハンドレッドクラブは超高級完全会員制ゴルフ場の矜持を守り抜いてきました。コースのメンテナンスからクラブハウスの静粛性に至るまで、創設者の美学が今も息づいています。