迷惑行為大賞の歴代と犯人の現在|億超え損害賠償と判決の全真相
ネットユーザーの間で「迷惑行為大賞」として語り継がれる歴代の事件は、外食産業や公共空間の安全神話を根底から揺るがしました。その引き金となった主な事件の経緯を振り返ります。
外食産業に壊滅的な打撃を与えたのが、大手回転寿司チェーン「スシロー」で発生した卓上醤油ボトルの舐め回し動画です。未成年(当時)の少年が共用備品を舌で舐め、回転レーン上の寿司に唾液を付着させる様子がSNS上に拡散。運営会社の株価が一時期大きく下落し、店舗の衛生管理体制の全面見直しを余儀なくされました。
同様の飲食店テロは「くら寿司」でのレーン寿司鷲掴み放置や、「はま寿司」での他人の注文品へのワサビ混入、さらには大手牛丼チェーン「吉野家」における紅しょうが直食い動画へと連鎖。被害店舗の一時休業や調味料ボトルの全交換など、甚大な実害をもたらしました。
また、従業員自らが職場を冒涜する「バイトテロ」も深刻化しました。大手ピザチェーンやコンビニエンスストアの店舗で、廃棄食材を弄ぶ様子や冷凍庫内に入り込む動画が投稿され、店舗の閉店やフランチャイズ契約解除に追い込まれる事態が頻発。ネット上では「一生を棒に振る愚行」「企業の厳正な処分を支持する」といった怒りの声が沸騰しました。