目薬後に目頭を押さえる決定的な理由!効果を高める正しい点眼術

目薬後に目頭を押さえる決定的な理由!効果を高める正しい点眼術にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

目薬をさした後に目頭を押さえる理由は、目と鼻、そして喉がつながっている人体の解剖学的ルートに深く関係しています。

人間の目頭の上下の内側には、「涙点(るいてん)」と呼ばれる直径0.3〜0.5ミリメートルほどの小さな穴が存在します。目から分泌された涙や点眼された液体は、この涙点から「涙小管(るいしょうかん)」を通り、「涙嚢(るいのう)」と呼ばれる袋を経て、鼻へと通じる「鼻涙管(びるいかん)」へと流れる仕組みになっています。目薬をさした後に感じる「喉が苦い」という現象は、まさに点眼液が鼻涙管を通過して咽頭(喉の奥)へと一気に流れ落ちてしまった証拠です。

この流出ルートが開いたままだと、せっかく角膜や結膜に行き渡らせるべき薬剤が瞬く間に目から洗い流されてしまいます。点眼後に目頭を軽く押さえて涙点閉塞を行うことで、鼻涙管への抜け道を一時的に物理的に遮断し、薬液を結膜嚢(まぶたと眼球の間のスペース)内にしっかり滞留させることができるのです。

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