南天の剪定時期はいつ?実がつかない決定的な原因と正しい切り方を解説
南天をボリューム感のある美しい姿に仕立てるには、枝分かれを増やす工夫と株元の整理が欠かせません。
南天は頂芽優勢(枝の先端の芽が最も強く伸びる性質)が強いため、放っておくと一本立ちのままヒョロヒョロと高くなりがちです。枝分かれを増やす方法としては、春の成長期前に主幹の先端を止める「芯止め(摘芯)」が効果的です。成長点を止めることで、下部の節から複数の側芽が吹き出し、自然な横の広がりとボリュームが生まれます。
一方、株元から勢いよく生えてくる細い新芽「ひこばえ(吸枝)」の管理にも注意が必要です。ひこばえをすべて放置すると、株元が蒸れて主幹の栄養が奪われます。基本は細く不要なひこばえを根元からハサミで剪定しますが、古い主幹が老朽化してきた場合は、元気の良いひこばえを1〜2本残して将来の主幹として育てる「主幹の世代交代(株の更新)」を行うと、若々しい株立ちを長期にわたって維持できます。