駆け込み需要とは?なぜ起きる?反動減で大損しない賢い買い方を徹底解説
日本の経済史を振り返ると、大規模な制度変更のたびに象徴的な駆け込み需要の具体例が記録されてきました。対象となる製品の単価や性質によって、その影響度合いは大きく異なります。
代表的な事例として挙げられるのが消費税増税の駆け込み需要です。過去の3%から5%、5%から8%、そして8%から10%への税率引き上げ局面では、いずれも直前の四半期に個人消費が跳ね上がりました。特に1997年や2014年の増税前には、テレビ・冷蔵庫などの白物家電や高級ブランド品、日用品のまとめ買いが爆発的に増加しました。
また、巨額の資金が動く住宅購入の駆け込み需要も極めて大きなインパクトを持ちます。住宅は契約から引き渡しまでに期間を要するため、経過措置の適用期限を巡ってハウスメーカーや不動産デベロッパーへの相談が殺到する現象が定例化しています。
さらに近年では、ルール厳格化が繰り返されるふるさと納税の駆け込み需要が恒例行事となりました。募集経費ルールの厳格化やポイント付与の禁止方針が示されるたびに、ポータルサイトへの寄付申込が特定月に一極集中しています。