なぜ高級スーパーは割高でも売れる?成城石井と紀ノ国屋の真相を徹底解説
高級スーパーを利用する上で、多くの生活者が陥りがちな「2大誤解」が存在します。ここを理解していないと、無駄な出費を重ねることになりかねません。
誤解1:すべての生鮮食品が一般的なスーパーより優れているわけではない
「高いお金を払っているのだから、生鮮食品もすべて最高峰だろう」という思い込みは危険です。高級スーパーの客数は一般的な量販スーパーよりも少なく、客回転率が低いため、青果や鮮魚の動きが鈍い店舗では、仕入れから時間が経過した商品が売り場に留まるリスクがあります。生鮮の回転力においては、1日何千人もの客が訪れる地域密着型の繁盛量販スーパーに軍配が上がるケースも珍しくありません。生鮮を購入する際は、店舗の規模と売れ行きを観察する目が求められます。
誤解2:ナショナルブランド(NB)商品の「便乗価格」
どの家庭にもある有名メーカーの調味料、大手ビールメーカーの缶ビール、一般流通しているティッシュペーパーなどの日用品も、高級スーパーの棚には並んでいます。しかし、これらはディスカウントスーパーのような特売価格が設定されず、メーカー希望小売価格(定価)のまま販売されていることがほとんどです。同じ製品を10%〜20%割高に購入することになるため、PB商品や直輸入食材以外の一般流通品を高級スーパーのカートに入れるのは避けるのが賢明です。