なぜ今太麺ラーメンに熱狂?中毒性の理由と名店・スープ相性を解明について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご確認ください。
ラーメン業界において、麺の太さは職人の勘だけでなく、明確な規格に基づいて設計されています。製麺機の刃の規格であるJIS規格「切り刃番手(ばんて)」は、幅30mmの生地から何本の麺を切り出すかを示しており、数字が小さいほど太い麺になります。
一般的な中華麺が20番〜24番(約1.25mm〜1.5mm)であるのに対し、太麺は10番〜16番(約1.88mm〜3.0mm)、さらに二郎系などで見られる極太麺は8番〜10番(約3.0mm〜3.75mm)という驚異的な太さを誇ります。
麺のタイプ・番手麺の太さ・特徴データ相性の良いスープ基準編集部の見解・評価低加水・極太ワシワシ麺
(番手:8番〜12番)太さ約2.5〜3.7mm
加水率28〜32%前後
強い硬さとゴワつき微乳化・非乳化の二郎系豚骨醤油、強烈なニンニク・カエシ噛み応えとパンチ力は最高峰。小麦の野性味をダイレクトに楽しむ玄人向け。中加水・短尺ストレート太麺
(番手:14番〜16番)太さ約1.9〜2.1mm
加水率32〜35%前後
短めの麺長で啜りやすい濃厚豚骨醤油(家系)、鶏油を効かせた乳化スープスープの油分と絶妙に絡み、ご飯との相性も抜群。計算し尽くされたバランス型。多加水・熟成もちもち太麺
(番手:10番〜14番)太さ約2.1〜3.0mm
加水率38〜45%前後
瑞々しい弾力とつややかさ濃厚魚介豚骨つけ汁、芳醇な味噌、濃厚鶏白湯つけ麺太麺の王道。水で締めることでグルテンの弾力が最大化される。手揉み・ちぢれ極太麺
(番手:10番〜14番・手揉み)不揃いなウェーブ
加水率40〜48%の超多加水
ピロピロ&もちもちの複層食感淡麗醤油、煮干し清湯、白河・喜多方系清湯あっさりスープでも麺の凹凸がスープをすくい上げ、重層的な旨味を生む現代の傑作。
橋本 菜々子
トレンドリサーチャー
グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。