ネジを回す方向はどっち?緩める・締める覚え方と固い時の裏ワザ

ネジを回す方向はどっち?緩める・締める覚え方と固い時の裏ワザの真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

ネジを外そうとしてネジ頭の溝を潰してしまう、いわゆる「なめる」トラブル。現場の工具メーカーや修理技師の検証データによると、作業失敗の原因の8割以上はドライバーのサイズ不一致と力の加え方の誤りにあります。

プラスドライバーには明確な規格番号(番手)が存在します。家具や家電で最も頻繁に使われるのは「2番(No.2)」ですが、小型電子機器には「1番」や「0番」、大型ボルトには「3番」が指定されています。一見すると刺さっているように見えても、2番のネジ穴に1番の細いドライバーを差し込んで回すと、噛み合いが浅いために先端が空転し、一瞬で十字穴が削れ飛んでしまいます。

そして最も決定的なのが力配分です。多くの人は「回すこと」に全神経を集中させてしまいがちですが、正しい力配分は「押す力7:回す力3」です。ドライバーをネジ穴の奥深くまで垂直に強く押し込み、十字溝に隙間なく刃先を密着させた状態を維持しながら、手首を使ってゆっくりと反時計回りにひねるのが鉄則です。

ボルトやナットを緩める際も同様の力学が働きます。スパナやレンチを斜めに掛けたまま力をかけるとボルトの頭が丸く変形してしまうため、工具を奥まで完全に噛み合わせ、手前へ引き寄せるように力を加えるのが安全かつ確実な方法です。

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