なぜ若者は熱狂するのか?ルーズソックスギャル完全復活の舞台裏
原宿や渋谷の街頭に立つと、かつてのルーズソックスとは明らかに異なる履きこなしが目に入る。厚底スニーカーやテック系のアウター、そしてショート丈のトップス。かつての「女子高生の制服アイテム」という限定的な枠組みは取り払われ、性別や年齢、国籍さえも超えたストリートウェアとして定着している。
なぜ今、このアイテムが急速に支持を集めているのか。都内のファッション専修学校に通う19歳の学生は取材に対しこう明かす。「親世代の昔の写真を見て、とにかくシルエットのボリューム感が新鮮だった。SNSで流れてくるどんなハイブランドの靴下よりも、自分の足を一番スタイル良く、自由に見せてくれる」。
独占取材に応じたトレンドアナリストは、この再評価の根底に「制約からの解放」があると指摘する。スマートフォン画面のサイズ感に収まるミニマルなファッションが主流だった反動として、身体のシルエットを大胆に変形させる圧倒的な存在感が、デジタルネイティブ世代の視線を釘付けにしているのだ。