『ジョジョ』その血の記憶の歌詞に潜む鳥肌伏線と歴代歌手集結の真実
楽曲を注意深く聴き込むと、その歌割り(ボーカルの割り振り)にも極めて計算された演出意図が組み込まれていることが分かります。
楽曲の重心を支える重厚な低音・導入パートを富永TOMMY弘明氏(=ジョナサン・ジョースターの精神)が担当し、展開部でのトリッキーでスリリングなハイトーンをCoda氏(=ジョセフ・ジョースターの知略)が繋ぎます。そしてサビ直前の最もアグレッシブな激情パートを橋本仁氏(=空条承太郎の怒りと覚悟)が突き抜けるように担います。
そしてサビでは3声のユニゾンと強固なハーモニーとなり、個々の戦士たちの想いが一つに束ねられてDIOへ立ち向かう構図が完成します。単なるパート分けではなく、「血統の継承」そのものをボーカルワークで体現した構成こそが、ファンの涙腺を刺激する理由です。